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Message Board of Glacier & Ice Sheet Research Group

北海道大学 低温科学研究所 氷河・氷床グループの掲示板です。
氷河と氷床に関する疑問、質問、コメントなども歓迎します。
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[1359] アラスカ大学 滞在 Name:箕輪 Date:2017/06/11(日) 03:21 [ Reply ]
5月末からアラスカ大学Geophysical Institueの氷河グループに滞在をしています.

ArCS若手研究者海外派遣事業(http://www.arcs-pro.jp/project/capacity/essential.html)などの支援を受け,カービングや氷河末端の水中融解について研究を進めています.また,今回は,氷河グループの主催するLeConte氷河での観測に加わり現地観測を実施します.

以前は真冬に滞在し,毎日寒かったですが,今回は暖かい日が続いています.むしろこんなに暑いとは予想外です.


[1367] underground house Name:箕輪 Date:2017/07/12(水) 11:50
アラスカでの生活も一月ほど過ぎました...あっという間です.
まだ思うように野外には出れていませんが,そのぶん研究は進んでいます.
今日は住居の紹介です.フェアバンクスでは多くの人が郊外の森林に居を構えています.いわゆるログハウスみたいなもので,私もたまたま良い物件を安く借りられました.
写真は借りている家の玄関です.この雑草の下に居住スペースがあります.内装はまたそのうち.洗濯機,シャワーなどはありませんが,静かな環境を満喫できます.


[1368] Patagonia workshop at Berlin Name:箕輪 Date:2017/07/12(水) 11:59
今週からドイツのベルリンで開催されるパタゴニアの氷河や生態系に関する研究集会に参加します.私は最近の日本隊の成果を紹介します.どんな発表が聞けるのか楽しみです.
https://www.geographie.hu-berlin.de/en/professorships/climate_geography/patagonia_workshop
プログラム
https://www.geographie.hu-berlin.de/en/professorships/climate_geography/program-gabyvasa-v04.pdf


[1369] Patagonia workshop at Berlin Name:箕輪 Date:2017/07/22(土) 03:57
ベルリンで開催されたパタゴニアの氷河変動に関する研究集会に参加してきました.いくつか印象に残った研究を紹介します.

Sauter, T.: Moisture transport mechanisms in Patagonia
"パタゴニアは世界でもっとも湿潤な地域か"という問いに答えるために客観再解析データ(ERA-interim)や衛星データ(GPM, SSMIS)を用いて降水量の算出をした結果の紹介です.降水量算出には,Drain ratioという単純なモデルを用いているとのことです.南氷原全体で平均8800mm±2200mmの降水量を見積もることに成功していました.

A. Richter et al., Crustal deformation across the Southern Patagonian Icefield observed by GNSS
初めてパタゴニア地域のGPS観測によるアイソスタシーの話を聞きました.最大の基盤上昇はフィッツロイ周辺で41mm/yrも上昇しているそうです.基盤上昇速度から氷損失についても推定しており,大まかには衛星で見えているものと一致しているようです.

Matthius Braun et al., Glacier dynamics and mass budget in northern Antarctic Peninsula
使用できる全ての衛星データから北南極半島の氷河質量収支を92-96年と10-14年の二期間に分けて計算した結果の紹介です.地域全体の質量収支は棚氷崩壊前後の92-96年では-0.64Gt/yrであったものの10-14年では+2.51Gt/yrと現在は増加傾向にあるようです.半島の西と東では全く氷河の挙動が異なり興味深かったですし,まさにこんな研究をこれからやってみたいと思っていたので,参考になりました.
研究成果は,すでに論文で出版されています.
Seehaus et al., 2015 EPSL; Seehaus et al., 2017 TDC

Dussaillant et al., Geodetic Mass Balance of the North Patagonian Icefield (46 - 47°S) during 2000-2012. Comparison of two independent estimates based on satellite data.
ASTERデータをうまく処理して氷損失を算出する方法を紹介していました.誤差をどう扱うか,標高変化からどう定量的に体積変化を算出するかなど手法がとても参考になりました.

Claire Donelly et al.: Estimating the ice thickness of the Patagonian Icefields through mass conservation
Fürst, J.J. et al.: Mapping glacier thickness in Patagonia using a mass conservation approach
氷原全体の基盤地形を数値モデルから算出した結果の紹介です.見栄えのするプロットがいくつも紹介されていました.個人的に興味のあるカービングフロントでの氷厚の推定はまだまだ誤差が大きいようですね.

研究集会全体としては,氷原全体に渡って氷損失や氷厚,降水量を推定する研究成果がいくつも紹介されており,見栄えがしました.その点日本隊の現地観測ベースの研究はとてもユニークで,興味を持って聞いてもらえたように感じます.


[1381] JAXA阿部さんの滞在 Name:箕輪 Date:2017/09/03(日) 06:28
9月に入りすっかり寒くなってきました.アラスカの夏は本当に一瞬でした.

さて8月の初旬には北大からJAXAに異動した阿部さんがフェアバンクスに遊びに来てくれました.サージ現象についてこれまでの成果をグループで紹介してくれました.アラスカ大学の人たちも現在はサージ型氷河でプロジェクトを持っていないとのことでしたが,将来的に共同研究などできると良いですね.

アラスカ山脈へ氷河巡検にも行きました.フェアバンクスから車で3時間ほど南下するとアラスカ山脈につきます.Black Rapid氷河のモレーンやCanwell氷河の観察など一泊二日の巡検でした.急峻なピークに大小様々な氷河,時間があればいくらでも楽しめそうです.

阿部さんは人生で2回目のキャンプだったそうですが,楽しんでもらえたのでしょうか?トラウマにならなければ良いのですが...


[1382] 無人飛行機 Name:箕輪 Date:2017/09/03(日) 14:41
これまでにパタゴニアや南極半島でファントム3を使って氷河末端の解析を行って来ましたが,今度のラングホブデ氷河の観測では固定翼に挑戦です.高精度の地形図や流動場から接地線や底面融解の理解に繋がるデータが取得できればと考えています.

市場調査をするとピンからキリまで実に様々なものが出回っていますが,ETHの人たちやメーカーに打診をしたなかでもっとも良さそうな機体を入手しました.https://event38.com/

新しい機材はいつでもワクワクします.ラングホブデで活躍してくれることを願いつつ飛行訓練中です.と言ってもまだその前段階でつまずいています...


[1383] GIGSAピザセミナー Name:箕輪 Date:2017/09/07(木) 10:54
Geophysical Instituteでは学生達の活動も盛んです.GIGSA (Geophysical Institute Graduate Student Association) という集まりがあり,購買の管理やセミナーの主催をしているそうです.毎月開催するランチセミナーではピザを販売し,売り上げを学生の学会や観測の旅費に当てているとのことです.いいアイディアですね.

私は今月のセミナーでこれまでの研究成果を発表させてもらいました.少しはピザの売り上げに貢献できたでしょうか?


[1417] LeConte氷河での観測 Name:箕輪 Date:2017/09/21(木) 02:45
LeConte氷河での観測を無事終了し街に戻ってきました.観測はアラスカ大学とオレゴン州立大学の共同プロジェクトです.アラスカ大学が氷河末端での動力学をオレゴン州立大学がフィヨルドやプルームでの海洋観測をそれぞれ行い氷河末端での質量損失メカニズムを解明しようとしています.

今回の観測は1週間と短めでしたが,彼らの効率的な観測や最新の機器を使った測定など多くのことを学べる機会となりました.

私自身は当初計画したようにカービング津波の測定とフィヨルドの採水ができ良いデータを得られました.今回は水圧センサーを失わなかったのでホッとしています.


[1391] スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 20:17 [ Reply ]
今年のスイス実習の様子を簡単に報告させていただきます。

8/26-27
新千歳から香港を経由してチューリッヒにてスイスへ入国しました。
香港では悪天候とそれによる滑走路の渋滞(?)で2〜3時間地上待機となり、
なかなか辛かったです。

チューリッヒ中央駅に着き、地上に出ると
日本とは全く異なる景色が広がっていました。



[1392] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 20:23
この日ちょうどホテル直通のトラムが走っておらず、乗り継いでホテルへ向かいました。

そのまま自由行動となったので、チューリッヒ湖の遊覧船に乗りました。
少し雨が降りましたが、風が気持ちよく満喫できました。


[1393] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 20:31
8/28
スイス連邦工科大学(ETH)にてProf.Martin FunkとProf.H.Blatterの講義を受けました。
日本で事前講義がありましたが、英語だとやはり難しく感じられます。
しかし多くの学生が積極的に英語で先生方に質問をし、
さらに知識を深めることができたと思います。

お昼ご飯は景色のよいETHの食堂(レストラン)にて。
ETHの建物も日本の大学とはやはり違います…


[1394] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 20:41
8/29
チューリッヒからクライネシャイデックへ移動し、
この日はユングフラウ高地観測所の見学をしました。

標高3454mまで列車で上がり、高山病にならないか心配でしたが、
全員が意識してゆっくり歩いたので大丈夫でした。

天気がとてもよく素晴らしい景色が広がっていました。
こんな場所が近くにあるのは羨ましい…



[1395] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 20:46
ユングフラウの観測所です。

普段から生活しているので、まったく息が切れることなく
多くのことを教えていただきました…すごかった。
最初は辛かったようですが、慣れると教えてもらいました。

帰りの列車までは景色を堪能したりポストカードを書いて送ったりしました。
後日無事に届いた報告を受けました。


[1396] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 20:51
帰りは1つ前のアイガーグレッチャーで下車し、
歩いてクライネシャイデックのホテルへと向かいました。
下から見るアイガー、メンヒ、ユングフラウなどの山々も圧巻でした。


[1397] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 21:00
8/30
クライネシャイデックからグリンデルワルドへ移動し、
ウンターグリンデルワルドの氷河近くまでハイキングをしました。

氷河が作り出した地形を見ながら歩くことができ、本当に勉強になりました。

お昼ご飯はスーパーで買った食材を各々組み合わせて食べてました。
外で食べるとより一層美味しく感じられます。
女子の方が多いはずなのに男子が果物を切ってくれています。


[1398] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 21:09
8/31
クライネシャイデックからローヌ氷河へ。
今年は列車とバスで峠を越えました。
残念ながら悪天候でバスからの景色を満喫することはできず…お昼ご飯もバスの中で。

ローヌ氷河へは行けず、この日はティーフェンバッハでそのまま休息となりました。
夜は同行者の福原さんにスライドショーをしていただきました。


[1399] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 21:17
9/1-3
各班に分かれて観測実習です。
ローヌ氷河にて気象観測(測器設置)、GPS観測、
ローヌ川、支流のムト川にて流量観測、化学分析を行いました。
天気が怪しい日もありましたが、無事にデータを収集することができました。

夜はETHの学生の皆さんとチーズフォンデュを囲み、盛り上がりました。

最終日は測器の回収のみでしたが、天気が良く、空いた時間で少し高いところまで登り、
ローヌ氷河から氷河湖まですべてを見渡すことができました。


[1400] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 21:27
9/3
午後ティーフェンバッハを出発し、ツェルマットへ。
氷河特急は快適で、景色の移り変わりで飽きることなく、とても優雅な時間でした。

ツェルマットへ到着する直前、マッターホルンが見える瞬間は車内がとても盛り上がりました。

少し雲がかかっていますが、ツェルマットのホテル前でマッターホルンを見ることができました。


[1401] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 21:36
9/4
ツェルマットからゴルナーグラートへ。
上から氷河・氷河地形の観察を行いました。

その後近くまで下りてお昼ご飯を食べました。

天気が怪しい時間帯もありましたが、ローテンボーデンの駅まで1駅分
ハイキングすることができました。
氷河を左手に…贅沢な道です。

駅で解散し、自主研修へ入りました。


[1402] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 21:44
9/4(自主研修1日目)
解散後、私はそのままジュネーヴへと向かいました。
列車からレマン湖を見るために左側の席を確保しました。

これまでの景色とは異なり、なんだか北海道に似ているように見えました。
また、言語もドイツ語からフランス語へと変わっていきます。


[1403] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 21:49
9/5(自主研修2日目)
この日はジュネーヴの街を周りました。

レマン湖の大噴水は時間を聞いて待っていたのですが、時間になっても上がらず…
諦めて白岩先生に教えていただいたチョコレートのお店「AUER」、
サンピエール大聖堂、国連ヨーロッパ本部へ。

かなり駆け足になってしまい、もう1泊してゆっくりと見学したかったです。
ただレマン湖の湖畔で食べた朝ご飯はとても優雅でした。


[1404] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 22:00
9/5(自主研修2日目)
ジュネーヴから首都ベルンへ。
ホテルの方に教えていただき、バラ公園からクマ公園、ベルン中央駅へ向かう街の通りを歩いて散策しました。

世界遺産にも登録されている旧市街は美しい街並みが広がっていました。
要塞の痕跡であろう地下へ続く扉が多く、現在もお店へと続く扉として使用しておりました。


[1405] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 22:04
9/6(自主研修3日目)
この日は朝早く起きてホテルの周辺を散歩しました。
通勤通学に自転車を使う人が多く、スピードも速いことに驚きました。

ベルンからチューリッヒへ移動しました。


[1406] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 22:08
9/6
自主研修を終えて再びETHに集合しました。
明日の発表に向けて4班に分かれて、データの解析・スライドの準備に取り掛かりました。

ホテルに戻った後も作業が続きました。
毎年恒例、どの班もほとんど寝ずに準備です。


[1407] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 22:13
9/7
それぞれの班が準備したローヌ氷河での観測の発表です。
今回行った観測はすべてに関わることができた訳ではなかったので、
どれも興味深く、そして分かりやすい発表でした。

午後は大村先生から講義を受けました。


[1408] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 22:20
9/7
ETHを後にし、電車を乗り継いでHeinz先生のお宅を訪問させていただきました。
ここに住んでいるの…?と思ってしまうくらい広く、
14人で訪れたのにテーブルも食器の数も揃料理もデザートまで振る舞っていただき、完璧な「おもてなし」でした。

発表も無事に終わった解放感で、とても楽しい時間を送ることができました。
帰りは全員揃ってベルン行の列車に乗ってしまい、
ホテルに着いたのは夜中2時近く。
これもまた良い思い出です。


[1409] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 22:30
9/8
いよいよスイスともお別れです。
ホテルの出発まで少し時間があったので、
最後にお土産を買いがてらチューリッヒの街を歩きました。

空港へ移動しチューリッヒから香港、名古屋と乗り継いで
新千歳へ9/9の夜無事に全員が戻りました。

様々な貴重な体験をさせていただき、とても充実した時間を過ごすことができました。
杉山先生、白岩先生、渡辺先生、現地でサポートしていただいたETHの方々、
実習中ともに行動した仲間たち、日本でサポートしてくれた事務の方々や両親に感謝したいです。

実習中の写真や動画、観測のレポートなどは後日アップされると思います。
報告会もありますので、それに向けてまた準備していきたいと思います。


[1410] RE:スイス実習2017 Name:網野 Date:2017/09/10(日) 22:41
ここでタイムリーなニュースが入りました。

スイス南部で氷河雪崩の恐れ、近隣住民200人以上が避難
http://www.afpbb.com/articles/-/3142361?pid=19356305

[1416] RE:スイス実習2017 Name:杉山慎 Date:2017/09/11(月) 22:33
網野さん、「簡単に」といいながら詳細な報告をありがとう。
氷河氷床グループの3人が大活躍して、
今年も楽しく充実した実習になりました。
写真を整理するのが楽しみです。


[1384] オスロ大学フィールドコース Name:福本 Date:2017/09/07(木) 23:37 [ Reply ]
8/24〜9/6までノルウェーに滞在し、オスロ大学のフィールドコースに参加しました
ノルウェー南部各地を廻り、氷蝕地形、周氷河地形、永久凍土等をテーマに巡検が行われました


[1385] RE:オスロ大学フィールドコース Name:福本 Date:2017/09/07(木) 23:49
ノルウェーに到着し、巡検参加者の顔合わせを行った後、土日休みを利用してオスロ市内を少し散策しました
オスロはノルウェーの首都ですが、東京のようなコンクリートジャングルではなく、伝統的な建築物や芝生の公園が美しい落ち着いた雰囲気の都市でした


[1386] RE:オスロ大学フィールドコース Name:福本 Date:2017/09/08(金) 00:26
巡検初日はノルウェー南東部を移動しつつ、東部沿岸のソグネ・フィヨルド等を見て回りました
御存じの通りノルウェー東部には数多くのフィヨルドが存在しており、ダイナミックな景観が本当に美しいです
ただ天気があまり良くなかったのが残念です


[1387] RE:オスロ大学フィールドコース Name:福本 Date:2017/09/08(金) 01:20
巡検二日目はNigards Breenという氷河を訪れました。
氷河末端底部には大きなチャネルが開いており、subglacial waterがざぶざぶと流れ出しています
道中は川沿いの道を通ることが多いですが、上流域に氷河を持つ川の水はそうでないものと比べてはっきりと濁っているのが印象的でした
こちらの氷河も2000年代に入ってから急速に後退しているそうです


[1388] RE:オスロ大学フィールドコース Name:福本 Date:2017/09/08(金) 02:05
巡検4日目、ガルフピッケン山の近くJuvvasshyttaにて、ERT法(electrical resistivity tomography)を用いて永久凍土の深さを測定しました
地面に電流を流し、電気抵抗の大きさから凍土の有無を調べます


[1411] RE:オスロ大学フィールドコース Name:福本 Date:2017/09/10(日) 23:32
巡検6日目
この日は過去に氷河・氷河湖によって形成された地形を観察するためにStroplsjodalenのトレイルを歩きました
大規模なモレーンや湖水準の変化によってできた階段状の斜面などを見ることができました
地形を注意深く観察して過去に何が起きたのかを考え、話し合うのはとても楽しく、刺激的でした


[1412] RE:オスロ大学フィールドコース Name:福本 Date:2017/09/10(日) 23:40
このStroplsjodalenはジャコウウシの生息地としても知られており、実際に私達も遭遇しました
ジャコウウシは気性が荒いらしく、道を迂回しなければなりませんでした
またノルウェーではジャコウウシの捕獲は禁止されているそうです。そのためグリーンランドで肉を食べた話をすると驚かれました。


[1413] RE:オスロ大学フィールドコース Name:福本 Date:2017/09/11(月) 00:05
巡検6日目の最後はFolldalにあるデルタ(砂州)の上に上がりました
このデルタはかつて氷床によって川がせき止められてできた湖の中で出来上がったといわれています
非常に大きなデルタで、何と側面にスキージャンプの練習場が作れるほどです
ジャンプ台の上にあがったのは初めてですが、こんなところからジャンプするなんて信じられませんでした
恐ろしいスポーツです
ちなみにノルウェーで一番有名な日本人は葛西紀明だそうです。さすがスキー大国。


[1414] RE:オスロ大学フィールドコース Name:福本 Date:2017/09/11(月) 00:52
巡検最終日はJutulhogget峡谷を訪れました
こちらは氷床の下に溜まった水が流れる際にできた水路だそうです

巡検を通して様々な場所を訪れる中で、現在見えている地形が過去のどのような出来事によって作られたのかを学ぶことができました。同じことが今も南極やグリーンランドの氷の下で起きているのかと思うと想像が膨らみます

お世話になった皆様、貴重な体験をさせていただきどうもありがとうございました


[1415] RE:オスロ大学フィールドコース Name:杉山慎 Date:2017/09/11(月) 22:32
福本くん、報告をありがとう。
素晴らしいコースだったようで何よりです。
10年前にノルウェーの山間を旅行したことを思い出します。
フィヨルド、湖の景色がとても印象的でした。


[1389] アイスコア物理解析装置指導(国立極地研究所) Name:網野 Date:2017/09/08(金) 13:40 [ Reply ]
遅くなりましたが、7/18〜21の極地研出張の報告をさせていただきます。
今回は極地研の藤田秀二先生から
4つのアイスコア物理解析装置の測定方法を教えていただき、
装置群を低温研へ搬送する作業を行いました。

極地研の低温室は実験室からアイスコアの保管室までとても広く、
低温研よりも低い-60℃の部屋までありました。

実際にサンプルをお借りし、-30℃の部屋で装置を動かしてみました。



[1390] RE:アイスコア物理解析装置指導(国立極地研究所) Name:網野 Date:2017/09/08(金) 13:45
SIGMA-Aサイトにて掘削されたアイスコアを解析するために、
現在、低温研の低温室にて装置の立ち上げ作業を行っています。
いただいた資料等を参考にし、
解析作業のサポートができるようしっかり学んでいきたいと思います。


[1380] 南極観測隊59次隊 第1回全員打ち合わせ Name:山根 Date:2017/08/26(土) 02:42 [ Reply ]
昨日8月25日に国立極地研究所で行われた、南極地域観測隊第59次隊の第1回全員打ち合わせに参加しました。
打ち合わせの内容は、全体の行動計画の進捗から物資調達・輸送、装備に至るまで多岐に渡り、なかなかハードスケジュールでしたが、久しぶりに隊員の皆さんとお会いできてとても嬉しかったです。

そして、明日からはスイスに氷河実習に向かいます。
とても楽しみです!

[1379] スイス実習勉強会 Name:杉山慎 Date:2017/08/24(木) 20:19 [ Reply ]
今週末から始まるスイス実習に向けて、
参加者が集まって勉強会を行いました。
初めて実習に加わって頂く渡辺豊さんからは、
地球化学に関する講義を受けました。
もう一人の引率は白岩さん。
楽しみです。


[1378] 低温研共同利用研究集会 Name:Yoshihiro.Y Date:2017/08/22(火) 18:13 [ Reply ]
8月21日−22日に、低温研共同利用研究集会「気候変化に伴う質量収支と氷河変動に関する研究」が開かれました。

今回は主にヒマラヤ、グリーンランド、パタゴニア、南極の氷河変動に関して、議論が行われました。


[1377] 熱水掘削装置のテスト Name:山根志織 Date:2017/08/22(火) 13:17 [ Reply ]
先週、南極地域観測隊での南極観測で使用する熱水掘削装置のテストを行いました。
写真右下の装置でお湯を沸かし、左上の金属製の細長い筒から熱水を噴射します。
この熱水を氷河の氷に噴射することで、氷河の表面から底面にかけて円筒状の穴を開けて、氷河の底面環境を調査する予定です。

いよいよ南極観測の準備が本格化してきました。
11月末からの南極観測が楽しみです!


[1370] グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/22(土) 10:58 [ Reply ]
グリーンランドから観測隊の現地での様子を紹介いたします
現在ボードウィン氷河での観測を終え、カナック村に滞在中です


[1371] RE:グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/23(日) 02:58
ボードイン氷河への移動の様子
ヘリに荷物を満載します。3往復ですべての物資と人間を運び終えました。


[1372] RE:グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/25(火) 09:21
観測初日に見た大きなクレバスです。分かりにくいですが中央左の細長いものは榊原さんです。
この日の晩、ここでカービングが起きました。翌日来てみるとこの写真でクレバスより右にある部分はなくなり、海になっていました。
カービングの瞬間にはキャンプにまで轟音が聞こえてきたそうですが、私はぐっすり寝ていたため気が付きませんでした。残念です。


[1373] RE:グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/31(月) 10:09
7月13日
この日はカービングフロントから、ウォータープルームの水深・水温・塩分を測定するためのセンサーを海中にインストールしました
大仕事を終えてシャンパンを開けました


[1374] RE:グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/31(月) 10:37
個人的に一番印象深かったのが、7月14-16日に起きた湖の排水現象です
キャンプサイトの横に、川が氷河に堰き止められてできた湖があったのですが、その水が氷河に開いた水路の中に吸い込まれていきました
この現象は7月14日の夜から16日の朝まで続き、消えた湖の下からは氷の迷宮のようなものが姿を現しました
珍しいものが見れたので、お祝いに2本目のシャンパンを空けました


[1375] RE:グリーンランド観測2017 Name:杉山慎 Date:2017/08/05(土) 08:36
氷河からカナック村に戻って海洋観測が始まりました。昨年設置した係留系を無事回収して、新しい係留系が投入されました。


[1376] RE:グリーンランド観測2017 Name:杉山慎 Date:2017/08/05(土) 08:37
今年はカナック氷帽の流出河川でも観測を行っています。激流の中で流量観測に奮闘する福本君。立派です。


[1365] イルリサット Name:杉山慎 Date:2017/07/04(火) 12:21 [ Reply ]
今年もグリーンランドへきています。
フライト待ちでイルリサットに滞在中。
いつもながら巨大ですね、ここの氷山は。


[1366] 的場さん、青木さんらと合流 Name:杉山慎 Date:2017/07/04(火) 12:24
イルリサットでそうこうしている間に、
カナックでの観測を終えた的場さん、青木さんらと合流。
みんな真っ黒に日焼けして良い顔をしています。
帰国まであと少し、お疲れさまでした!



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