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Message Board of Glacier & Ice Sheet Research Group

北海道大学 低温科学研究所 氷河・氷床グループの掲示板です。
氷河と氷床に関する疑問、質問、コメントなども歓迎します。
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[1378] 低温研共同利用研究集会 Name:Yoshihiro.Y Date:2017/08/22(火) 18:13 [ Reply ]
8月21日−22日に、低温研共同利用研究集会「気候変化に伴う質量収支と氷河変動に関する研究」が開かれました。

今回は主にヒマラヤ、グリーンランド、パタゴニア、南極の氷河変動に関して、議論が行われました。


[1377] 熱水掘削装置のテスト Name:山根志織 Date:2017/08/22(火) 13:17 [ Reply ]
先週、南極地域観測隊での南極観測で使用する熱水掘削装置のテストを行いました。
写真右下の装置でお湯を沸かし、左上の金属製の細長い筒から熱水を噴射します。
この熱水を氷河の氷に噴射することで、氷河の表面から底面にかけて円筒状の穴を開けて、氷河の底面環境を調査する予定です。

いよいよ南極観測の準備が本格化してきました。
11月末からの南極観測が楽しみです!


[1370] グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/22(土) 10:58 [ Reply ]
グリーンランドから観測隊の現地での様子を紹介いたします
現在ボードウィン氷河での観測を終え、カナック村に滞在中です


[1371] RE:グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/23(日) 02:58
ボードイン氷河への移動の様子
ヘリに荷物を満載します。3往復ですべての物資と人間を運び終えました。


[1372] RE:グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/25(火) 09:21
観測初日に見た大きなクレバスです。分かりにくいですが中央左の細長いものは榊原さんです。
この日の晩、ここでカービングが起きました。翌日来てみるとこの写真でクレバスより右にある部分はなくなり、海になっていました。
カービングの瞬間にはキャンプにまで轟音が聞こえてきたそうですが、私はぐっすり寝ていたため気が付きませんでした。残念です。


[1373] RE:グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/31(月) 10:09
7月13日
この日はカービングフロントから、ウォータープルームの水深・水温・塩分を測定するためのセンサーを海中にインストールしました
大仕事を終えてシャンパンを開けました


[1374] RE:グリーンランド観測2017 Name:福本 Date:2017/07/31(月) 10:37
個人的に一番印象深かったのが、7月14-16日に起きた湖の排水現象です
キャンプサイトの横に、川が氷河に堰き止められてできた湖があったのですが、その水が氷河に開いた水路の中に吸い込まれていきました
この現象は7月14日の夜から16日の朝まで続き、消えた湖の下からは氷の迷宮のようなものが姿を現しました
珍しいものが見れたので、お祝いに2本目のシャンパンを空けました


[1375] RE:グリーンランド観測2017 Name:杉山慎 Date:2017/08/05(土) 08:36
氷河からカナック村に戻って海洋観測が始まりました。昨年設置した係留系を無事回収して、新しい係留系が投入されました。


[1376] RE:グリーンランド観測2017 Name:杉山慎 Date:2017/08/05(土) 08:37
今年はカナック氷帽の流出河川でも観測を行っています。激流の中で流量観測に奮闘する福本君。立派です。


[1359] アラスカ大学 滞在 Name:箕輪 Date:2017/06/11(日) 03:21 [ Reply ]
5月末からアラスカ大学Geophysical Institueの氷河グループに滞在をしています.

ArCS若手研究者海外派遣事業(http://www.arcs-pro.jp/project/capacity/essential.html)などの支援を受け,カービングや氷河末端の水中融解について研究を進めています.また,今回は,氷河グループの主催するLeConte氷河での観測に加わり現地観測を実施します.

以前は真冬に滞在し,毎日寒かったですが,今回は暖かい日が続いています.むしろこんなに暑いとは予想外です.


[1367] underground house Name:箕輪 Date:2017/07/12(水) 11:50
アラスカでの生活も一月ほど過ぎました...あっという間です.
まだ思うように野外には出れていませんが,そのぶん研究は進んでいます.
今日は住居の紹介です.フェアバンクスでは多くの人が郊外の森林に居を構えています.いわゆるログハウスみたいなもので,私もたまたま良い物件を安く借りられました.
写真は借りている家の玄関です.この雑草の下に居住スペースがあります.内装はまたそのうち.洗濯機,シャワーなどはありませんが,静かな環境を満喫できます.


[1368] Patagonia workshop at Berlin Name:箕輪 Date:2017/07/12(水) 11:59
今週からドイツのベルリンで開催されるパタゴニアの氷河や生態系に関する研究集会に参加します.私は最近の日本隊の成果を紹介します.どんな発表が聞けるのか楽しみです.
https://www.geographie.hu-berlin.de/en/professorships/climate_geography/patagonia_workshop
プログラム
https://www.geographie.hu-berlin.de/en/professorships/climate_geography/program-gabyvasa-v04.pdf


[1369] Patagonia workshop at Berlin Name:箕輪 Date:2017/07/22(土) 03:57
ベルリンで開催されたパタゴニアの氷河変動に関する研究集会に参加してきました.いくつか印象に残った研究を紹介します.

Sauter, T.: Moisture transport mechanisms in Patagonia
"パタゴニアは世界でもっとも湿潤な地域か"という問いに答えるために客観再解析データ(ERA-interim)や衛星データ(GPM, SSMIS)を用いて降水量の算出をした結果の紹介です.降水量算出には,Drain ratioという単純なモデルを用いているとのことです.南氷原全体で平均8800mm±2200mmの降水量を見積もることに成功していました.

A. Richter et al., Crustal deformation across the Southern Patagonian Icefield observed by GNSS
初めてパタゴニア地域のGPS観測によるアイソスタシーの話を聞きました.最大の基盤上昇はフィッツロイ周辺で41mm/yrも上昇しているそうです.基盤上昇速度から氷損失についても推定しており,大まかには衛星で見えているものと一致しているようです.

Matthius Braun et al., Glacier dynamics and mass budget in northern Antarctic Peninsula
使用できる全ての衛星データから北南極半島の氷河質量収支を92-96年と10-14年の二期間に分けて計算した結果の紹介です.地域全体の質量収支は棚氷崩壊前後の92-96年では-0.64Gt/yrであったものの10-14年では+2.51Gt/yrと現在は増加傾向にあるようです.半島の西と東では全く氷河の挙動が異なり興味深かったですし,まさにこんな研究をこれからやってみたいと思っていたので,参考になりました.
研究成果は,すでに論文で出版されています.
Seehaus et al., 2015 EPSL; Seehaus et al., 2017 TDC

Dussaillant et al., Geodetic Mass Balance of the North Patagonian Icefield (46 - 47°S) during 2000-2012. Comparison of two independent estimates based on satellite data.
ASTERデータをうまく処理して氷損失を算出する方法を紹介していました.誤差をどう扱うか,標高変化からどう定量的に体積変化を算出するかなど手法がとても参考になりました.

Claire Donelly et al.: Estimating the ice thickness of the Patagonian Icefields through mass conservation
Fürst, J.J. et al.: Mapping glacier thickness in Patagonia using a mass conservation approach
氷原全体の基盤地形を数値モデルから算出した結果の紹介です.見栄えのするプロットがいくつも紹介されていました.個人的に興味のあるカービングフロントでの氷厚の推定はまだまだ誤差が大きいようですね.

研究集会全体としては,氷原全体に渡って氷損失や氷厚,降水量を推定する研究成果がいくつも紹介されており,見栄えがしました.その点日本隊の現地観測ベースの研究はとてもユニークで,興味を持って聞いてもらえたように感じます.


[1365] イルリサット Name:杉山慎 Date:2017/07/04(火) 12:21 [ Reply ]
今年もグリーンランドへきています。
フライト待ちでイルリサットに滞在中。
いつもながら巨大ですね、ここの氷山は。


[1366] 的場さん、青木さんらと合流 Name:杉山慎 Date:2017/07/04(火) 12:24
イルリサットでそうこうしている間に、
カナックでの観測を終えた的場さん、青木さんらと合流。
みんな真っ黒に日焼けして良い顔をしています。
帰国まであと少し、お疲れさまでした!


[1364] 月刊地理 北極特集 Name:杉山慎 Date:2017/06/28(水) 23:45 [ Reply ]
北極特集を組むとのことで月刊地理から依頼を受け、
カナックでの研究プロジェクトを紹介しました。
立ち読みのできる紹介サイトはこちらです。
http://www.kokon.co.jp/book/b307647.html

表紙には高濁度水を流し出す氷河の写真。
初めてのグリーンランドでこの写真を撮影してから5年。
今年もまたカナックに移動中です。


[1363] ROBOTICAワークショップ Name:杉山慎 Date:2017/06/28(水) 23:39 [ Reply ]
青木茂さんが代表を務める南極観測プロジェクト、
ROBOTICAの会合が低温研にて開催されました。
JARE59次参加予定の山根、箕輪、杉山が発表を行いました。
南極観測隊員の発表も始まりました。
5か月後の出発が楽しみです。


[1361] JARE59次隊 夏訓練 Name:箕輪 Date:2017/06/27(火) 13:36 [ Reply ]
先週JARE59次隊の夏訓練に参加してきました.座学が中心で各観測チームの研究計画や機材の輸送計画,しらせの航路など綿密な打ち合わせが行われました.夏隊と越冬隊を合わせると100名近くになります!


[1362] RE:JARE59次隊 夏訓練 Name:箕輪 Date:2017/06/27(火) 17:51
訓練中には日テレの取材もありました.
http://www.news24.jp/articles/2017/06/25/07365236.html

この日のランニング,私は5位でした.1位は取材があったのかー

[1358] JSPS日本・ノルウェー極域科学シンポジウム Name:杉山慎 Date:2017/06/10(土) 18:52 [ Reply ]
ノルウェー・ベルゲンにてJSPS主催のシンポジウム、
"Past, Present and Future of the Arctic and Antarctic"に参加しました。
昨年5月に東京で開催した二国間研究会合の続編です。
ノルウェーと日本の広い分野の極域研究者から、
両極に関わる発表と議論が行われました。

⇒北極域研究センターの鄭さんがAPECS Japanの活動を紹介

プログラムはこちら
http://www.jsps-sto.com/admin/UploadFile.aspx?path=/UserUploadFiles/Colloquium/JSPS-JpNoSympo2017TentProg-0602-C.pdf


[1360] RE:JSPS日本・ノルウェー極域科学シンポジウム Name:杉山慎 Date:2017/06/12(月) 09:45
今回の会合が開催されたのは、
Bergen大学のBjerknes Centre for Climate Research.
ベルゲン出身の著名な研究者に因んだ研究所で、
大気・海洋分野で良い成果を挙げています。
Sebastian Mernildが所属するNansen Centreはすぐ近く、
会合の合間に彼の研究所へのツアーもありました。

Bjerknes Centreによる会合の記事はこちらです。
http://www.bjerknes.uib.no/en/article/news/seeing-arctic-two-sides-world


[1356] 低温研一般公開 Name:daiki Date:2017/06/05(月) 09:10 [ Reply ]
6/3土に低温研の一般公開が開催されました。
普段はお客さんが少ない午前中も、個人的な印象ですが、例年よりもたくさんの方にご来場いただきました。
午後もたびたびブースが人で一杯になることも。
南極の氷の集客力はさすがです!
進路を考えている高校生や大学生の方もちらほら見に来てくれていたようです。


[1357] RE:低温研一般公開 Name:Kanna Date:2017/06/05(月) 09:47
ご来場の皆さま本当にどうもありがとうございました。
是非次回もご期待下さい!


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